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多田武彦
1 名前: 投稿日: 2001/08/12(日) 00:08
えっと僕はこの人について何も知らないのですが、
男声合唱組曲「草野心平の詩から」を歌うことになったので、
歌うコツ、心がけるべきこと等を知りたいです。
2 名前: ほんだな 投稿日: 2001/08/12(日) 00:40
「ハーモニー」100号のp.68を参照してください。
歌うコツや「こう歌え」という指示をするのは、作曲者の本意にはずれるおそれがあるので、避けます。
「草野心平の詩から」について触れてある深沢眞ニ『なまずの孫』を読むのもいいですが、草野心平の秘書だった方は、深沢氏の解釈を否定しています。念のため。
3 名前: 投稿日: 2001/08/12(日) 01:02
>>2 ほんだなさん
レスありがとうございます。
「ハーモニー」100号どころか「ハーモニー」すら読んだことも見たこともありません。
手に入れる方法ってありますか?
僕は合唱を始めたばかりなので分からないことが多いですね。
4 名前: ほんだな 投稿日: 2001/08/12(日) 20:56
発行元の全日本合唱連盟に問い合わせてください。
http://www.jcanet.or.jp/
5 名前: KETTA 投稿日: 2001/08/12(日) 21:50
 先日、多田先生の御指導で『雪と花火』を歌った物です。
 僭越ですが#a">>>頭をはっきり出す』『子音を飛ばし過ぎない』 以上2点を意識すればよい演奏ができると思いますよ。
 要点を記録した『ただたけメモ』なるものが 
 関西では出回っておるのですが。( ̄▽ ̄
6 名前: ハモる名無しさん 投稿日: 2001/08/15(水) 01:06
「草野心平の詩から」は譜面通りに演奏するだけでも大変。しかも崩壊すると、これほど聞くも無残になる組曲はない。
まずは、まっとうな発声で歌い、音程・和音をきちんとはめるよう心がけるのがよろしかろう。

>>2
「なまずの孫」についても説明がいるんでないかい?
普通の書店では手に入りにくい本だから。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/6880/namazu.htm
http://www2s.biglobe.ne.jp/~koyukai/namazu.html
でも見て下され。
>>3
東京近郊にお住まいなら、合唱センターに直接行って閲覧しては? 恵比須の駅前にある。
>>5
さるボイストレーナーの先生は「ステージで歌う場合、子音を意識的に多めに立てないと客席で言葉が聞きとれない」とおっしゃっている。
子音の量については、演奏者によって趣味が分かれるところみたいなので、指揮者さんの指示で調整するのがよいと思う。
7 名前: 投稿日: 2001/08/15(水) 23:19
皆さまアドバイスありがとうございます。
えっと実は明日が本番なので頑張ってきます。

>>5
>>6
子音は多めに出すことが多いですね。

>「草野心平の詩から」は譜面通りに演奏するだけでも大変。
>しかも崩壊すると、これほど聞くも無残になる組曲はない。
>まずは、まっとうな発声で歌い、音程・和音をきちんとはめるよう心がけるのがよろしかろう。

その通りだと実感しています。とくに3,5曲目で。
8 名前: ほんだな 投稿日: 2001/08/16(木) 00:00
>>7
明日ですか。
それだったら、雑誌読んでる時間ないですね……。
とにかく、明日は「聴衆がうんざり」(作曲家がよく使う表現)しないような、いい演奏を。
9 名前: 投稿日: 2001/08/18(土) 16:27
一昨日『草野心平の詩から』を演奏しました。
練習ではなかなかうまくいかなかったのですが、
本番はなんとか曲としての体裁は保てたかなという感じです。
5曲の中で『さくら散る』の評判が最も良かったのは驚きですね。
『草野心平』は今年度末にも演奏するので継続して練習していきます。

ちなみに新実さんの『空に、樹に、』も演奏しました(混声)。
10 名前: KETTA 投稿日: 2001/08/23(木) 19:47
 こんどはうちらが『柳河』歌う事になりました。
 これってただたけ先生の処女作ですよねぇ? 
 確か。
11 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/08/23(木) 21:21
>>10
処女合唱組曲です。
「柳河」以前にも歌曲や合唱曲の習作を書いていたようです。
タダタケDBに載ってる「大島節」などがその時期の作品だったと思います。
12 名前: 稼ぐ名無しに 投稿日: 2001/08/23(木) 22:30
>>11
習作として書かれた独唱歌曲のいくつかは、後に男声合唱に改作されました。
いくつか「多田武彦男声合唱曲集」の7巻に収録されています。
13 名前: ほんだな 投稿日: 2001/08/24(金) 10:13
初期習作はぜひ見てみたいです。
どこか『多田武彦初期作品集』を刊行しないですか。
8000円ぐらいまでなら買います。
♯現実にはもっと高価になるかな?
14 名前: ハモる名無しさん 投稿日: 2001/08/24(金) 16:02
>>13
習作ってことばの意味、知ってる?
プロとして独り立ちできるようになった段階で破棄する作曲家が普通よ。
のちのち習作に手を加えて作品化して発表することはあるが。
15 名前: ほんだな 投稿日: 2001/09/01(土) 06:49
>>14
「習作」を作品リストに入れてる作曲家は何人もいます……。

それはおいといて、「柳河」以前の楽譜を何曲も持っている人、
2人ほど知っています。作曲家本人が「習作」と思っているかは
わかりませんが、本人の記述を読む限り、「柳河」以前の作品を
「習作」とみなしているようです。

ところで、演奏用じゃなくて資料用にもっておきたいだけなんですが……。
16 名前: ほんだな 投稿日: 2001/09/01(土) 07:18
>>15
自分の書いた文章がおかしかったので訂正。
「柳河」以前の作品を「習作」とみなしているようですが、他人がもっている
それらの作品1つ1つについて、「習作」とみなしているかは私にはわからない
ということです。
17 名前: むー 投稿日: 2001/09/03(月) 11:27
あらKETTAくんこんにちわ。
あれは男にうまれていたら歌いたかった曲でした。
18 名前: KETTA 投稿日: 2001/09/03(月) 17:01
 こないだ御自分でおっしゃっていたのですが
 『雪と花火』の中で最初に出来たのが『彼岸花』で
 それがコンクール佳作となり、その後他の3作品を加え
 組曲とした、ということです。
 書き込むスレッド間違ったようで失礼。
19 名前: 14 投稿日: 2001/09/04(火) 01:05
>>15
>>16
百歩譲って、習作も作品リストに入れてたとしても、
さすがに出版まではさせたがらないんじゃないかなあ。
「習作」が見たかったら、とりあえず多田先生ご本人に直接きいてみては?

ちなみに、多田先生ご本人の手による作品リストを見たことがあるけど、
「柳河風俗詩」以前の曲は記されていなかった。
20 名前: KETTA 投稿日: 2001/09/05(水) 00:53
CD等で『柳河風俗詩』の事を
 『処女作』と述べられていますね。
 それ以前の作品は習作、公開しない、ということでは。
 御師匠さんに始めて出版を勧められたのが
 『柳河風俗詩』だそうですよ。
21 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/09/06(木) 21:24
北村協一指揮で新作やるね。
22 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/09/06(木) 21:25
>>18
に・く・い・おとこの〜
ってヤツですか?委嘱時に同グリに多田氏の弟が在籍していて、その縁で書いたようです。
23 名前: KETTA 投稿日: 2001/09/06(木) 22:06
>>22
 多田三兄弟は
 京大男声・阪大男声・同志社グリーに
 それぞれいたようですよ。
 秀才だったんですね。
24 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/09/07(金) 00:43
>>21
北村協一指揮の演奏会は今度の土曜で、そのあと、岸信介指揮の初演と外山浩爾指揮の初演も控えている。
25 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/09/07(金) 09:03
北海道でも新作を初演するみたいです。1曲だけど。
26 名前: KETTA 投稿日: 2001/09/08(土) 19:56
 本日の京都大学の演奏会、欠席されました。
 体調がお悪いのでしょうか。心配です。
27 名前: ほんだな 投稿日: 2001/09/10(月) 00:35
>>19
たしかに。
習作よりは新作を出版してもらったほうがより有益だと思います。
28 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/09/14(金) 00:11
「遠い母に」「雪明りの人」を聴きに行かれた方、
感想をきかせてください。
29 名前: 稼ぐ名無しに 投稿日: 2001/09/15(土) 21:31
>>28
「遠い母に」聴きに行ってきた。味わい深い組曲であったと思う。
飛び出しとかあったりはしたけど、演奏レベル自体は悪くない。
30 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/09/17(月) 02:15
 多田武彦作品ってたくさんあるわりには演奏されないよね。
 是非とも全曲聞いてみたいなァ…
 某データベースで紹介されているが、全部聞いてみたいものだ…
 誰か音源持ってません?
31 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/09/17(月) 12:50
「蛙・第二」「草心・第二」「水墨集」「北陸にて」などを
収録したCDが関西学院グリークラブから発売されましたが、
演奏はどんなもんですか?
32 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/09/20(木) 01:54
 >>31
いいんじゃない?
 特に2つの「第二」はレアものだし。
 マニアがそれだけで買いそうだね。俺もだが…
 北陸にては慶応の40回4連のが一番好きなので、何とも。
33 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/09/20(木) 10:59
>>32
40回四連の慶應は「水のいのち」を演奏していた
はず。そのときの関学が「北陸にて」をやってます。
32の人の一番好きな慶應のは一体いつの演奏でしょう?
34 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/10/15(月) 04:05
男声合唱フェスティバルに行った方、「海豹と雲」の感想をお願いします。
35 名前: Danvers 投稿日: 2001/10/17(水) 11:20
 終曲が『草心』ににてました。
36 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/10/17(水) 12:05
>>35
「さくら散る」ですか。
37 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/10/21(日) 01:55
unnunn
38 名前: Danvers 投稿日: 2001/10/21(日) 23:24
 >>36
 あ、いえ。『第3』の『夜の海』のほうですね。
 波の音とかが入って。
 5月頃にお会いしたとき、作曲の過程について
 おもしろおかしくお話してくださいましたよ。
39 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/10/21(日) 23:32
>>38
ずずずんずわーる
ですね。
40 名前: 名無しさんの詩から 投稿日: 2001/10/22(月) 01:53
自分のもってる北原白秋詩集には「曇り日のオホーツク海」だけしか
載ってませんでした。「冬の夜」気になる……。
41 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/10/25(木) 00:29
>>34
とてもつまらない作品でした。
楽曲構成、単純。和音進行、ありきたり。
結果、ワンパターン。いつものことですが。
42 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/11/04(日) 00:13
 いちタダタケ好きです。
 廃盤のEMIレコードに収録されていない曲で近年演奏された曲ってありますか?
 かつては「追憶の窓」とか「木下杢太郎」とかやっているところがちまちまあったけど。
 最近は「柳河」と「富士山」ぐらいしか聞かないなぁ。
 たまに演奏していてもEMIに入っている曲だったり…
 タダタケは古臭いの何の言われても、やっぱり解りやすくて歌いやすいので、演奏が減り、選択肢が減っているのは残念だなぁ…
43 名前: E-Z 投稿日: 2001/11/04(日) 10:45
 『木下杢太郎の詩より』
 1993年関西六連にて。
44 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/11/04(日) 22:21
>>43
阪男やね。あれは結構良い演奏だった。
関大の草野心平の詩から・第三なんかも渋い。
45 名前: E-Z 投稿日: 2001/11/04(日) 23:02
 関六ではほぼ毎年多田作品が聴けますね。
 レヴェルはさまざまですが。
 関学の定期演奏会で『富士山』
 関大の定期演奏会で『雪国にて』
 阪男の定期演奏会で『柳河』がきけるそうです。
 レパートリーすくないのかな?
 どこもかしこも。
46 名前: 42です。 投稿日: 2001/11/05(月) 00:46
 よかった。
 ここの書きこみが少なくて少し寂しかったんです。
 自作自演も悲しいし。

 リアクションしてくれた皆様、ありがとう。

 >>45
 やっぱり定番演奏ですね。

 追憶の窓なんてのは非常に好きなんですが。
 楽譜も有るし。どこかやらないかな…
47 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/11/05(月) 06:48
>>46
「追憶の窓」は、あの長い長いソロがネックになっているのかな。
たまにアンコールで「雨後」が取り上げられることがあるけど。

最近「中勘助の詩から」も演奏されないけど、これも終曲のソロが大きいでしょう。
48 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/11/05(月) 08:21
>>47
「中勘助の詩から」、いいテノールがいると、逆に歌いたくなります。
これは数年前に混声で歌いました。基本的には男声のと同じですが、
混声に合わせて少し手が入っているのと、キーが変わっているので、
男声のものとは多少イメージが違ってしまいますね。
49 名前: Danvers 投稿日: 2001/11/05(月) 08:42
 あと京阪名三大学のJOINTで『雪と花火』がありましたね。
 多田先生の自作自演でした。
 実は、自分関係者ですが。
 アンコールは『雨後』でしたよ。

 >>47
 うちの昔の演奏で、ヴォイトレの先生が 
 延々ソロを歌っているものがあります。
 多田先生の混声楽譜ってたまに見かけますよね。
 他にはどんな曲が混声編曲されてるんでしょうか。
50 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/11/05(月) 10:31
>>49
次の通りです。

本人編曲
「白き花鳥図」「中勘助の詩から」「富士山」「柳河風俗詩」「わがふるき日のうた」
加藤磐朗編曲
「雨」「雪明りの路」

なお、「季節のたより」男声版や「雨」女声版もあります。
51 名前: Danvers 投稿日: 2001/11/05(月) 17:47
 >>50
 さっそく見てみました。
 パートの組み替えが行われただけで
 あまり本格的な編曲というものでもなさそうですね。
52 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/11/06(火) 01:15
>>50
「白き花鳥図」はピアノ付き同声3部がオリジナル。
(初演は男声だったけど、ふつう合唱界では「同声」というと主に女声を指す)
曲集の6巻に収録されている男声合唱組曲は混声版からの再編曲。
>>51
NHK合唱コンクール高校の部の課題曲とか「水のいのち」「海鳥の詩」なども、そんなもんでしょ。
53 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/11/06(火) 18:56
>>52
関係ないが、荻久保「季節へのまなざし」は、男声版作るときに
新しいメロディー書いてる。
54 名前: 3つ 投稿日: 2001/11/07(水) 22:24
塩田小唄、ってしってますか?
っていうかどこかに楽譜無いもんですかね・・・。
55 名前: 嫁ぐ名無しに 投稿日: 2001/11/07(水) 23:53
>>54
まずは『多田武彦 男声合唱組曲集』(この楽譜に塩田小唄が収録されてます)を
出してたカワイ楽譜の後身、カワイ出版に聞くのが筋ではないかと。
56 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/10(土) 01:08
指揮者、指導者としてはどうですか?

私は多田氏の指導を受けたことはありませんが、昔、彼が著した「合唱における
注意事項」(正確なタイトル忘れました)を読んだことがあります。
たいへん役に立つテキストでした。
57 名前: Danvers 投稿日: 2001/11/10(土) 08:43
 アンサンブルの最中に語りが長く、あまり歌わせてもらえませんが
 ファンからすれば役立つ蘊蓄が多く、楽しめると思います。
 とにかく繰り返し歌いたい! って人には不向きかも。
 純粋に指揮のメトードでみればそんなによくもありませんでした。
 なんか打点が見にくかったです。
 あのテキストはいいですね。
 声区の移動とか、大変役にたちます。
58 名前: また飲んできたのね 投稿日: 2001/11/10(土) 19:18
>>57
あの縦振りのしきはまったく以って不明ですね。

富士山の「まるで〜くれない色の〜」を速いテンポで歌う解釈が
流布していることについて不本意だとかいっておられました。(F永先生がはじめたらしい)
某C葉大合唱団の演奏を
「日本語の曲なのに、歌詞が聞き取れない、悪い演奏の見本」
とこきおろしてましたね〜。

日本語の歌い方については目から鱗が落ちる思い。
10 9 8 8 8・・・ っていうやつね。(数字でr表すのはやり過ぎのような・・・)
59 名前: ケンケン 投稿日: 2001/11/10(土) 23:05
>日本語の歌い方については目から鱗が落ちる思い。
10 9 8 8 8・・・ っていうやつね。(数字でr表すのはやり過ぎのような・・・)

どういうことかよくわからないので教えてください。
60 名前: かっとばせ イ・チ・ロ・ー! 投稿日: 2001/11/10(土) 23:42
>>58
こき下ろしてたのは「めばえ」模範演奏のことですね。作曲家についても辛口だったような……。
「まるで〜くれない色の〜」って、北村協一先生が元祖では? 「平野すれすれ」同様。
>>59
数字は、シラブル(音節)単位の勢いの強さをあらわします。10が最大。
語頭をはっきりと言い直すのはすべてに共通で、それ以外の処理法が何種類かあるということです。
ただ、文字で説明するのは難しいので、多田先生御本人を合唱団に呼んで直接うかがうことを奨めます。
61 名前: Danvers 投稿日: 2001/11/11(日) 00:04
 日本語の美しさを最大限に引き出す作曲・歌い方を
 する先生だと思いますね。
 七五調の曲を作曲する事が多いのもそのせいでしょうか。
 あらゆる作曲家の曲に使えるとはいいませんが
 とくにpでレガートの時など、いわゆる
 『多田メトード』は大変有効だと思います。
 詳しくは>>60さんが書いてくれてますね。
62 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/11(日) 00:45
 読みたいなァ…
 多田先生の本(?)見てみたいんですが、手に入るものなんですか?
63 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/11(日) 01:15
>>62
市販はされてない。
それどころかテキストには「無断転載や外部への再配布を禁ず」と書かれてる。
見るだけなら、恵比須の合唱センターにおいてある
アルマ・マータクワイヤ自主制作版「父のゐる庭」譜面に載ってるけど。
64 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/11(日) 01:29
>>61
でも関西出身の悲しさ、アクセントの処理が変な曲が結構あるんだよね。
たとえば、柳河の「まわせ まわせ」とか、わがふるの「ゆきー、わふるー」とか。
初期の作品では気がついた端から直しているみたいだけど。
65 名前: Danvers 投稿日: 2001/11/11(日) 02:39
 たしかに。>>64
 初期の作品の初版などにおかしなアクセントが多い気もします。
 それはそれで独特な味があってよいのですが。
 彼のお師匠・清水氏の作品にもそんな例がありますね。

 >>62
 関西の方なら、お見せすることもできるのですが。
 僕の場合は、今年、客演指揮をして頂いた際に
 技術系の団員に配付されました。
 実際にお呼びするしかないかも?
66 名前: 修正例 投稿日: 2001/11/11(日) 03:32
>>64-65
鼻緒くわえて ← 花をくわえて
67 名前: 無修正例 投稿日: 2001/11/11(日) 05:47
・−−   −・−
おろく ← おろく(普通こっちでしょ)
68 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/11(日) 08:39
そういえば、『富士山』に出てくる「両掌」という歌詞、初版では
「りょうたなごころ」と読んでいたそうです。
読みを後になって別のものに替えた例は他にもあったはず。
69 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/11(日) 10:45
男声合唱組曲「西湘の風雅」の初演を聴きに行った方、いかがでした?
70 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/11(日) 11:28
>>68
有名なやつだと
「微塵(みじん)がきしむ」←「びじんがきしむ」
「鳥も樹木(じゅもく)も」←「鳥もきぎも」
「曳船(ひきふね)の水のほとり」←「ひきぶねの水のほとり」
単語を変えたのは
「赤い入り日にふとつまされて」←「赤い夕日にふとつまされて」
「大日輪をめがけて迫り」←「大日輪めがけて迫り」
「ちるちるおちるまいおちる」←「ちるちるまいおちるまいおちる」
71 名前: また飲んできたのね 投稿日: 2001/11/11(日) 21:47
>>70
「芥子(けし)は芥子〜」を「芥子(からし)は〜」と読んで
わざわざ変拍子にしていた例もあります。
72 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/11(日) 22:01
>>67
そうね、「紺屋のおろく」さんはあん畜生だけど、女の人なので真中に高音アクセントがこなくちゃね。
あたまにアクセントがあると男になっちゃう。
そいつが、しゃなしゃなだの、華奢な指先だの、博多帯しめたりしてたら、そりゃ「にくい」
じゃなくて「キモい」だ。(白秋の頃にはこういう語彙はなかったろうけど)
73 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/12(月) 03:16
>>72
「猫を」「濃青に (『怖い鬼』ではない)」も。
74 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/12(月) 17:47
 某大学合唱団のものですが、うちの資料室をあさっていたらテープが出てきまして。
 創価合唱団が歌っていて、「わが心の詩」と「白き花鳥図」の他に「あさこ ゆうこ」ってのが入っていて横に「構成 多田武彦」とある。
 情報求む。
 タダタケデータベースに載っていないところをみると多田センセエの作品じゃないのかな?
75 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/12(月) 18:38
「信濃の民話による三つのバラード」です。載ってます。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/1957/sakuhindata/sinanono.html
76 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/13(火) 00:20
>>75
 あ、本当だ!単品で曲目に上がっていてその上10分近いなが〜い曲なので、これだけで1曲かと思いました。
 75さんありがとう。

 あやうく、「皆が知らない曲しってるぞ〜」と恥をかくところでした…
77 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/23(金) 12:57
「山の印象」って曲があるでしょ?
 どうにかして一度聞いてみたいんですがどなたか情報持っていませんか?
 男声作品でその組曲から一曲も聞いたことがないのはこの曲だけなんだよね。
78 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2001/11/23(金) 15:31
初演団体の早稲田大学コールフリューゲル(上智グリーもだけど、あそこは今ないから)か、
初演指揮者の北村協一先生か、多田先生ご本人に問い合わせてみたら?
79 名前: age 投稿日: 2001/12/22(土) 02:53
age
80 名前: kawa 投稿日: 2002/01/15(火) 17:38
 1月26日札幌で「京都」振ります。センスないかしら?
81 名前: Ringoen 投稿日: 2002/01/18(金) 00:47
>>80
もちろん聴きに行きます。
82 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/01/18(金) 22:56
>>80
当然聴きに逝きます
83 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/01/21(月) 17:52
重複スレッドあげ。自分は「蛙 第二」が好きである。
84 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/01/22(火) 22:37
ワタシは「追憶の窓」が好きであります。
85 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/01/23(水) 00:31
多田武彦の経歴知ってる方いますか?
86 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/01/23(水) 07:36
>>85
http://www.tcp-ip.or.jp/~tasaka-c/setodtb59.htm
ちなみに趣味は「園芸、古典芸能鑑賞」とか。
87 名前: 85 投稿日: 2002/01/23(水) 15:23
ありがとうございます。
合唱作曲家って音大出よりも一般大学、
それも、頭の良い所の出が多いですね。
88 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/01/23(水) 20:03
>>83
第二ってあるんだ!
自分は「蛙(第一)」の「黒い蛙」が好きです。
凡竜萌えー。
89 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/01/23(水) 20:53
>>87
「合唱作曲家」ってなに?
多田武彦以外にどれくらいいるの?
90 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/01/23(水) 23:22
>>88
第20回東京六連合同ステージで委嘱初演。
3年後の関学53rdリサイタルで再演、その後どこも取り上げてない。
全6曲やると30分近くかかるからだろうね。
関学が100周年記念で出しているCD集で聞ける。
(詳しくは http://www.kg-glee.gr.jp/ まで)
>>89
合唱曲ばかり書いている作曲家のことだと思うよ。
たぶん>>87は信長貴富あたりを想定してるんだろうけど、
信長さんは独唱曲や器楽曲も書いてるんだよね。
逆に「合唱作曲家」と呼ばれておかしくないのは松下耕だが、
あの人は國立音大の出身。
91 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/01/23(水) 23:48
>>88
凡竜萌えって・・・
ワラタ
92 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/01/25(金) 19:55
>>88 >>91
アラウンドシンガーズのCD、バリトンソロがかっこよすぎ。
93 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/01/25(金) 20:04
>>92
何処から出てるんですか?
94 名前: 92 投稿日: 2002/01/25(金) 20:11
>>93
東芝EMIから出てましたが生産中止。
アラウンドシンガーズのHP
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/6880/
で手にはいるかもしれません。
95 名前: 93 投稿日: 2002/01/25(金) 21:48
>>94
どうもです
96 名前: 唯茸 投稿日: 2002/02/02(土) 23:13
3月に「観音」をアンコンで歌います。
多分自爆テロになると思われ。

どうせテロするのなら全曲歌ってタイムオーバーに
しようかな?? (藁科
97 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/02(土) 23:54
先年9月初演の「遠い母に」が六連で演奏されるらしいぞ。
98 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/03(日) 00:10
>>96
オンドボーズですか?
99 名前: 唯茸 投稿日: 2002/02/03(日) 23:36
↑ 音頭坊主!? いえ 御同朋’sで
「オンドーボーズ」です。
100 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/04(月) 00:55
>>97
本当みたいっす。立教グリーの単独ステージだとさ。
101 名前: 98 投稿日: 2002/02/04(月) 02:15
>>99
私もアンコンに同じ部門(一般A)で2団体出ます。
102 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/04(月) 09:04
坊さんがテロなんて言葉軽々しく使うものかな…
103 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/04(月) 10:26
>>102
なまぐさ坊主っつーのも世の中にはおるからな。
104 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/04(月) 14:30
>>103
♪坊主〜ぼんぼろにぃ〜〜
105 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/04(月) 14:50
観音というとHな想像しかしない俺
106 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/05(火) 01:48
 蛙第二、聴きました。ひさびさに腹をかかえて笑いました。まさに「究極の
駄作」の称号にふさわしいものです。こういうフォローの仕様のない曲は非常
に印象に残ります。ほかの駄作(夕焼け雲、草心第二、喜八第二など)に比べ
ればよほど価値があると思います。
 僕はこの作品はタダタケ版「シアターピース」だととらえれば可能性が広が
るとおもっています。そこらへんどうでしょう。

p.s. 「観音」楽しみです。何曲目を演奏されるのでしょうか。僕は三曲目が
すきです。やまみちのみちにゆうひはおちるー。
107 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/05(火) 10:00
>>106
3曲歌うはずです。少なくとも、「雪〜」は有りました。
108 名前: 唯茸 投稿日: 2002/02/05(火) 10:02
>>106 TVWのつもりだったけど、タイムオーバーは
必至。TWに落ちつきそうです。
風邪ひいてしまった!!
>>101 期待しています。楽しみです。
109 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/05(火) 10:04
観音って龍谷大だったもんね。御同朋’s、なるほど。
110 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/05(火) 10:08
>>108
今年は「法事が入って定員不足」というのは可能性としてありですか?
フルメンでは何人なんでせうか?
111 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/05(火) 21:16
↑ >法事が入って
一昨年は「葬儀」が入ったのでした。古面は7名です。

なんだかローカルスレにしてしまってスマソ。
定員不足でも審査はするって書いてあるのに、
一昨年は、幼いさんがみんなの前で逝っちゃって
恥ずかしかった〜。会場で声かけてね!!
112 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/05(火) 23:26
 3月の頭に創価の合唱団が「わが心の詩」の男声編曲初演をやるそうだが、そっちは話題にならんのかな?
 「爽やかな別れの日に」だけは男声版があったね。
113 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/06(水) 01:28
>>112
ひな祭りの日で入場無料らしいです。逝きたいなあ。
>>26
亀レスですが、ここのところ本当に体調が芳しくないらしいです。
114 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/10(日) 22:11
ちょち質問。
演奏会で多田武彦の数ある組曲から
やりたい曲だけをイイトコ取りするのは
邪道ですか!!?
115 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/10(日) 23:34
>>114
邪道かもしれんが「あり」だよ。

だいぶ前、OB四連の合同演奏で、
早慶同関の現役が委嘱した組曲の終曲だけ集めたステージを組んで
タダタケ本人の指揮で歌ったことがある。
のち、第1回OB六連の合同でもタダタケ自作自演のオムニバスをやった。
116 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/14(木) 21:25
多田age彦
117 名前: ほん 投稿日: 2002/02/14(木) 21:44
>>114
昔はそういうこと、けっこう頻繁に行われていました。
で、個人的には邪道とはまったく思いませんが、こういう場合の「やりたい曲」
というのが、メジャーなものばっかりなので残念です。

観客としては、たまには、「みどりの水母」とか「山の印象」とかの超マイナー
な組曲からも選んでほしいと思います。
118 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/14(木) 22:37
>>117
そう思うのは、ごく一部のマニアだけでは?
埋もれてしまったのには相応の理由があるわけで。
119 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/14(木) 23:00
 >>114
今度の日曜日、関学高等部さんの演奏会の第1ステージが
そんな感じになってますね。
『雨』から何曲か、『追憶の窓』から...
120 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/15(金) 00:39
じゅうーいちーがつーはーうらーがーなしー
121 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/17(日) 00:10
>>120
私は高校時代に定演で学生指揮者として「雨」を振ったんですが、その時に現在の4曲目の
「雨、雨」をあまりにやりたくなかったので、昔の「十一月にふる雨」をやったんです。
その時のアンケートでこの曲を演奏した事に関して、歌詞の問題について相当糾弾された
ことがあります。確かに当時私にはその辺の思慮が不足していたことは否めません。
その点は反省しています。しかし、やはり曲自体はとても良いと思うし、結果オーライ的になって
しまいますが、この組曲の成立背景を知る意味でもあの組曲を原曲で演奏できてとても
よかったと考えています。
高校時代に定演を終えた後にかなりヤラれたことを思い出して書き込みしました。
おじゃましました。
122 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/17(日) 02:32
「雨、雨」っていい曲なんだけどね。
あのポリフォニックな世界を振りこなせる指揮者ってそうそういない。
123 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/17(日) 12:28
<font size=10>非人</font>の小屋が糾弾の対象の歌詞
差別用語としてたたかれ,「十一月にふる雨」が「雨,雨」にかえられた。
「王の宮」にも「非人の小屋」も平等に雨は降ると書いて何が悪い。
エセ同和団体の揚げ足取り野郎め。
124 名前: 123 投稿日: 2002/02/17(日) 12:36
タグで字を拡大したかったけどできなかった。「非人」
125 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/17(日) 12:53
差別語のために演奏されない曲は結構あるよな。ひどい話だ。
126 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/17(日) 12:58
ちびくろさんぼの時は唖然としたよ。

こうした似非同和団体の行動がかえって差別を助長しているようでならない。
127 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/17(日) 15:17
>>123-126
タダタケに関しては、どっちかというと作曲者側の自主規制じゃないか?
出版社やレコード会社からの要望でなく。
128 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/17(日) 15:44
自主規制というのは聞こえがいいが、結局うるさく言うやつがいるからやってるだけでしょ。
129 名前: 中原昼夜 投稿日: 2002/02/17(日) 23:56
「挑戦女」もしかり。
130 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/18(月) 00:43
「人間の歌」もそんなんあったな。
131 名前: 名無したちの対位法 投稿日: 2002/02/18(月) 00:47
>>128
でも「支那火事」はそのままなんだよね。
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